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下穴の深さ、タップの深さについての質問
2007/06/28 00:49
- 下穴の深さやタップの深さ、入るネジの長さについて分からない部分があります。
- M5 2Dという記述がある場合、2Dは10を意味し、10は何を指しているのか分かりません。
- ヘリサートタップに関する質問です。
下穴の深さ、タップの深さ
現在プラスチック加工に携わる職に就いているのですが、
ヘリサートタップについて質問があります。
1つ目は、図面にM5 2D と書いてあるのですが、下穴の深さ、タップの深さ、入るネジの長さをどうすればいいかがわからないので、教えていただけませんか?
2つ目は、単純に、M5 2D なら、2X5=10と言う事は分かっているのですが
求めた10は何なのか、10をなぜ求めるのかがわかりませんので教えていただけませんか?(Dの意味は分かります)
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回答 (6件中 1~5件目)
はじめまして
M5 2Dとは 文字どうりネジ径5mmで有効深さが10mmという事です。
下穴の深さはタップの喰い付き山数
(案内になっていて、完全ネジ山になっていない部分)
と図面で求められる有効ねじ深さ(今回は10mm)
+ドリルの深さオーバー量になります。
ドリル(先端角118~120度位)の肩寸法
(先端の三角部以外のストレート部分での深さ寸法)
から先までの長さは凡そ(ドリル径×0.3)で求められます。
ですから今回の場合ですと
ヘリサートタップM5ネジピッチ0.8 喰い付き山数2山としまして、
ドリルφ4.2。ヘリサートは2D(10mm)とします。
下穴深さは
(4.2×0.3)+(10+(0.8×2))+(1山0.8上下の半山分)=13.66 となりますが、
通常、ヘリサートタップはハンドタップが主で、その場合切り屑は
上に上がってきませんので、仮に下穴に少し余裕を持たせたいとか
タップ加工をする時に切り屑をタップの先端で挟みたくない、
という場合はドリルの先端三角部分の深さを(ドリル径×0.5)
で計算すればよいです。
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何故2Dかについてですが、2D以上だと下穴加工、タップ加工を施す際に工具折損おきやすいので、それを限度にする場合が多く、かつネジ締結強度としても1Dや1.5Dよりも強いことからきています。下記URL Eサーとカタログ14ページに組立後の引っ張り強度グラフがあります。ヘリサート挿入母材が柔らかい材質(例えばマグネなど)であるほど、2Dにして安全を見ることになるかと思います。
あと参考にですが、下記ソフトなんかもあります。
(これは通常のネジです)
タップ下穴表ソフト タップ深さ計算機能つき!
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/business/se421371.html
当社でもヘリサートタップM5 2Dと図面に書きます。
協力会社にはタップ深さだけの早見表を渡しておき、
図面と早見表を見比べて加工します。
例)M5 2Dの場合
タップ最低深さ:5×2=10(糸面取り等は考慮しておりません。)
当社からの指示:12(タップの最低深さ10+糸面取り=10.1~10.2)
最低下穴深さ :タップ最低深さ+2.5×ねじピッチ=10+2.5×0.8=12
(ツガミのHPより抜粋)
※)当社の場合は、下穴深さ14~15となります。
2つ目のなぜ10を求めるのかということについてですが、
ネジの締め付け強度を得るために一般的に1.5D以上の深さが求められるようです。
そこで、確実に1.5D以上の締め付けが可能なように2Dのヘリサートを使用しているのだと思われます。
参考になりますでしょうか?
D=自由巻数
例えばM10ピッチ1.5-1Dの場合自由巻数は5ですがヘリサートの両端に半山ずつありますので実際には1山プラスして6山となります。
1.5×(5+1)=9mmでこれに端面から少し沈める分とタングの部分を考慮して約10mmという事ではないでしょうか。
自由巻数の公差が±1/4なのでこれも考慮されてます。
補足
2007/06/28 23:03
下穴15とすると、ドリルの先端からではなく、ドリルの肩からになるのですか?タップの場合も先端からか、タップの食いつき部からなのか教えて頂けませんか?
又、ドリルの先端から肩までの長さの求め方(タップも同様)も宜しければ教えていただませんか?
質問ばかりですみません。