Automobile (mass production)
Machine tools
Measuring machinery
機上スピンドルにカメラの「目」が付き、機械内部のワークを簡単撮影
刃具と同等の操作方法で、ワークを外さず状況確認
■活用シーン例
・加工途中で、プログラムのミス、刃物の折れ、エッジの状態などをチェックしたい。
・加工途中でワークを外さずに機上で簡易チェックを実施したい。
・作業経過を撮影して、社内の加工技術ノウハウ蓄積に役立てたい。
・お客様向けの検査報告として製造過程を撮影し、製品のトレーサビリティを確保したい。
■技術背景
切削加工中の状態確認のためのワーク取り外し、移動が時間ロス・加工誤差を引き起こすこれまで、加工途中の対象物(ワーク)を撮影する際はその都度製品をマシニングセンタの中から取り出し、検査室などに運ぶ工程がありました。通常はワークに異常がなければ機械の内に戻し、見つかれば検査をするといった手順で撮影が行われ、マシニングセンタの中を撮影・確認する手段はありませんでした。取り外しと撮影の工程には数時間かかり、作業時の大きな手間となっていました。
■AMATERASUが解決する課題
スピンドルの目線からマシニングセンタ内を遠隔撮影
アマテラスは、マシニングセンタ内を遠隔で簡単にチェックできる撮影機材です。
スピンドルにカメラを装着、刃具と同じ目線からワークの状態を撮影し、wifiでデータを送信します。
スピンドル軸とカメラ光軸が同軸線上に設定されるため、容易に状況を把握できます。
ワークを取り外すことなく、状態を遠隔撮影
見たい場所の座標値の指令を出せば、瞬時にカメラが移動して撮影。一度ワークを取り外す必要もなく、これまで撮影できなかったマシニングセンタ内の状態が一目で確認できます。
カメラを通じた状態のチェックが遠隔で終わるため、撮影にかかっていた工程を大幅に短縮。人の手で行う取り外し作業で生じるブレも防ぐことができます。
従来の方法で8時間かかっていた撮影作業であれば、2時間ほどで完了します。
スピンドルの操作と同じ手順でカメラを移動
操作も簡単で、新たな技術を習得する必要もありません。既存のマシニングセンターの操作に使うNCプログラムで機械を動かせるため、これまでと同様のオペレーションで写真撮影・保存ができます。アマテラスの専用アプリをタブレットにダウンロードすればスマートフォンに写真を保存する感覚でワークの状態をチェックできます。
途中経過の連続記録でトレーサビリティを確保
従来の方法ではできなかったワークの途中経過もカメラで確認できるため、ワークが破損したり故障した際のエラーに途中経過を調べることも可能。新製品の開発や安定し量産をする際の障壁を取り除き、製造現場に大きな飛躍をもたらします。
■導入方法・使い方
導入に必要な環境
・立形3軸/5軸のマシニングセンターでご利用できます。
・6Φシャフトが咥えられるホルダーに対応可能。
Company name | Iriso Seimitsu Co., Ltd. | EMIDAS Member Number | 63700 |
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Country | Japan | Street address |
Iruma Saitama Japan |
Telephone number | +81-42-934-4633 | Fax number | +81-42-934-4630 |
Employees | 16,000,000 JPY | Annual sales | 200,000,000 JPY |
Employees | 16 | Person in charge | 斎藤清和 |
Type of manufacturing | Jigs and tools / Telecommunication equipment / Electronic parts |