Machine tools
【開発の目的】
微細加工や高精度加工を行う為には、切削工具にもより高いレベルの精度が必要である。工具精度は工具摩耗の進行により低下してしまうことから、精密切削工具には優れた形状精度を維持する為の耐摩耗性の向上と微小切込みが可能なシャープで高品位な刃先形状が重要であると考え、精密切削工具の為の新たなPVDコーティングの開発を実施した。
【開発の効果】
既存のPVDコーティング技術ではマイクロパーティクルと呼ばれる数μmの粒子が工具表面に付着し、工具表面粗さや刃先稜線の切れ味を低下させ、工具寿命や加工精度に悪影響を及ぼしていた。本開発コーティングでは新スパッタリング成膜技術を導入することにより、耐摩耗性を向上すると共に、超平滑で美しい工具表面状態を実現した。
導入メリット1 品質向上
導入メリット2 納期短縮
導入メリット3 工程短縮 / 工数削減
<現行品>従来のコーテッド超硬エンドミルおよびドリル
問題点:既存のコーティング技術ではマイクロパーティクルが工具表面に付着し、工具表面粗さや刃先稜線の切れ味を低下させ、特に小径工具や微細加工における微小切込みの加工において、加工精度や工具寿命が不安定となっていた。
<開発品>微細加工用エンドミル&ドリルシリーズ
メリット:精密切削工具の為に開発した「マイクロTH」コーティングを被覆した微細加工用エンドミル&ドリルシリーズは優れた耐摩耗性と超平滑で高品位な刃先形状を備えており、粉末ハイス(70HRC)や金型用鋼から銅タングステンなど広い被削材範囲で高精度な精密加工をサポートします。
Company name | MOLDINO Tool Engineering,Ltd. | EMIDAS Member Number | 94423 |
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Country | Japan | Street address |
Sumida-ku, Tokyo Japan |
Telephone number | +81-3-6890-5101 | Fax number | +81-3-6890-5134 |
Employees | 1,455,410,000 JPY | Annual sales | 19,789,000,000 JPY |
Employees | 725 | Person in charge | Masahiro Furuno |
Type of manufacturing | Industrial machinery |